ひろしま はなのわ2020~労働者もアイを求める~
3月にはいよいよ緑化フェアが、旧広島市民球場跡地で開催されます。
今まさに準備に追われている段階です。師走にもなろうかという時期に無慈悲な仕事量です。
すべて手作業です。
1メートル超えを果たした芝は、その重さで腰に際限なくダメージを与えてきます。
そして、芝がずり落ちないために「目串」とう竹でできている串を、1枚につき3本ほど打っていきます。
×3です。
現在、1万本ほど現場に届いております。足りますか?
下が土で打ちやすくとも、これほどの本数を打ち込んでいくのは辛いです。利き腕がパンプアップしそうです。
端ではみ出している芝はパンプアップ中の腕を使いハサミで切っていきます。
土交じりでかなり固いので、握力もアップしそうです。
世の中AIが大変な現場職を補助とか言っておりますが、一体どこにいるのやら。
誰か重たい芝を近くまで持ってきてくれませんかね。
(文:ブルーナ春暁)