今年も残すところあと1カ月となってきました。
弊社は今年、新しい挑戦に思い切って踏み出した一年でした!…私の個人的な熱量もあるかもしれませんが、確実に“未来へ向けた動き”が始まっています。


まず“AIを活用した職人の育成プラットフォーム開発”
今年スタートしたAIを活用した開発事業では、これまで「職人の背中を見て学ぶ・覚える」ことも多かった造園の技術を、誰もが学べる“開かれた学び”へと変えていく土台づくりを始めました。
職人の作業を動画やマニュアルとして整理して、これまで経験者の感覚に頼ってきた部分を、映像とAIによる学習サポートで補うことで、若手が迷わず成長できる環境を作ります。
多言語対応も視野に、国内外どこでも日本の造園技術を学べる未来が広がり始めています。


2つ目は“海外プロジェクト”の推進です。
今年は日本庭園の魅力を海外につなぐために、オーストラリアで調査ならびに現地造園企業との技術交流等を行いました。
現地での技術交流を通じて、日本独自の「間」や「余白」という“わび・さびの美しさ”が新鮮な驚きとして受け取られ、次なるプロジェクトの種も芽吹きつつあります。
来年以降は、庭づくりの現場だけでなく、文化として日本庭園をどう届けていくか、どのような連携ができるのか——いろんな視点からの活動も期待できます。


そして3つ目は“他領域の方々との勉強会の実施“です。
建築、ランドスケープアーキテクト、木工といった、業界は違うもののどこかで通じている他領域の方々と勉強会をしました。それぞれの立場から「緑への向き合い方」「空間・景観づくり」などを共に考える場が生まれました。
業界が混ざると、新しい発想が自然と生まれ、造園が“もっと社会に役立つ分野へ進化できる”可能性が見えてきます。
このつながりは来年さらに広がり、共創プロジェクトなどへ発展していくこともあるのか、ないのか。そんな予感もしました。
今年は新しい挑戦を通じて、会社としての方向性がよりクリアになった一年でした。
AI、海外、他領域連携——それぞれが来年、大きく育っていく予感があります。
「技術を次世代へつなぐ」「文化を世界へ発信する」「業界を越えて協働する」
造園の未来を広げるために、私たちはこれからも新しい挑戦を続けていきます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。(シドニーの世界遺産 オペラハウスを添えて)

文・画像:平成の楓さん


