代表取締役

花やみどりのある美しい空間を作り出すことで
暮らしの豊かさを創ることが役割のひとつ

現代の仕事はライフスタイルの変化により、新たな分野がたくさん生まれています。その一方で私たちの「造園」は、平安時代より存在する、世界にも誇る伝統的な職業の一つです。
皆様が訪れる観光地の多くは自然のある景勝地です。素晴らしい景観や風景は、手入れをすることでその美しさを保ち、多くの観光客を魅了する観光資源となります。地域の憩いの場である公園も、適切に管理されることで地域コミュニティの場を創り、良好な都市環境を形成します。
街路樹が美しく整備された並木通りは、樹木の生育状況や周囲の景観との調和、これからの並木の将来像を考えて、私たちが作り上げている空間なのです。
心が和らぐ景色や、花やみどりのある美しい空間を作り出すことで、暮らしの豊かさを創ることが、私たち造園業の果たす役割です。

樹木を切り整える「剪定」作業は単純に見えるかもしれませんが、その基本的ロジックの上に、樹勢や生育状況、周囲との調和に配慮することはもちろん、美的感覚や芸術性も求められます。
一つとして同じ木は無いのですから、自然の仕事は、毎日が新しい挑戦であり、学びがあります。そして学びを経て成長を実感すること、様々な現場で活躍し、社会的役割を果たすことはやりがいにもなります。
自然の扱いは一様ではありません。すぐには上達できませんが、経験する中で学び、その技術や感性を身につけることができたときの誇りは言い表しようもありません。
進むべき道に迷ったとき、やってみたい理由を探して選択した道なら、きっと希望の光を見ることができると信じています。 自然を扱い、ともに学び、豊かな暮らしを創る仕事を一緒にできることを楽しみにしています。