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造園の世界へ飛び込んで、感じたこと

はじめまして。今回、初めてブログを担当します、noueです。

前職の家具づくりから転職をして、昨年11月に入社し、現在は現場での仕事に携わっています。

入社間もないタイミングだったのですが、今年に入り3ヶ月間の育児休業をいただくことができ、その間、家族と一緒に京都で生活をしていました。

天気の良い日には南禅寺周辺を歩き、名庭や歴史ある景観に触れる中で、前職の家具づくりと、新しく飛び込んだ造園の仕事の「時間軸」について、ふと考えさせられる機会がありました。

家具づくりでは、「100年生きた木は、道具として100年使える」なんて言われたりします。
素材が育ってきた「過去の時間」を受け継ぎ、その価値を未来へつないでいくのが家具づくりの視点です。

一方、新しく飛び込んだ造園の世界が見つめているのは、もっと長い「未来」です。

造園には、「庭は三代経たないと完成しない」という言葉があるそうです。木を植えるときも見ているのは今ではなく、50年後、100年後にどう枝を広げ、周囲の景観とどう調和していくかという未来の姿です。

施工直後は始まりに過ぎません。
孫の代になってようやく木々が土地に馴染み、苔がむし、本物の「自然の佇まい」が生まれる。
100年先になってようやく本当の良さが見えてくる、そのスケールの大きさが造園の面白さだと感じています。

時間軸は違っても、どちらの世界にも「自然のサイクルに寄り添う」という姿勢が共通していると思います。
無理に人間の都合を押し付けるのではなく、自然の力を借りながら心地よいものを生み出す。
そんなものづくりの本質がつながっていることを、京都の庭園を眺めながら改めて実感しました。

育休を終え、現在は現場へ復帰しています。
寺尾園芸土木の手がける空間が、お客様にとって「長く価値を紡いでいく場所」となるよう、前職で培った丁寧さと造園の視点を掛け合わせながら、今つくる庭が10年後、50年後、100年後にも地域の風景として次の世代へと受け継がれていく。

そんな未来を思い描き、一つひとつの仕事に丁寧に向き合っていきたいと思います。

文・画像:noue・平成の楓さん


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